2025/11/25 19:56


スカーフは、時代や国を超えて愛されてきた定番アイテム。特に“古着スカーフ”は、柄・素材・サイズにその時代の空気が宿り、1枚でもコーデの雰囲気を変えてくれる魅力があります。ここでは、スカーフの歴史を簡単に振り返りながら、古着としての面白さを紹介します。


スカーフの起源は古代から


スカーフのルーツは、古代ローマ・中国・エジプトなどで実用的な布として使われていたのが始まりと言われます。汗を拭く、身分を示すなど、今のようなファッション用途ではありませんでした。


現代スカーフの原型は19世紀ヨーロッパで誕生


装飾用としてのスカーフが広まったのは19世紀。特にフランスやイギリスの上流階級の間で人気が高まり、シルクのスカーフが“エレガントなアクセサリー”として浸透します。1930年代にはエルメスのシルクスカーフが大ヒットし、ファッションシーンでの地位が確立しました。


古着で人気の50〜70年代スカーフ


古着市場でよく見かける多くは1950〜1970年代のもの。

1950年代は映画女優の影響でシンプルで上品な柄が中心。

1960年代はミニスカ文化とともに、幾何学・ビビッドカラー・サイケ柄などポップなデザインが流行。

1970年代はヒッピー文化の影響で、大判サイズ、ペイズリー柄、エスニック柄など自由度の高い雰囲気が特徴です。今見てもおしゃれで、古着屋で人気の年代です。


現代の復刻ブームと古着スカーフの魅力


2000年代以降に一度落ち着いたスカーフ人気ですが、近年はレトロブームの影響で再び注目度が上昇。古着スカーフは「一点もの」「当時の色彩」「丁寧な縁の仕上げ」など、新品にはない味わいが楽しめます。首に巻くだけでなく、バッグに結んだり、ヘアアレンジに使ったりと使い方も幅広いのが魅力。


まとめ


小さなアイテムですが、スカーフにはその時代ごとの文化がしっかり刻まれています。古着スカーフを選ぶときは、柄の雰囲気、タグ、素材、縁の仕立てなどを見比べるとより深く楽しめます。1枚持っているだけでコーデのアクセントになる、古着好きにぜひおすすめしたいアイテムです。


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