2025/10/10 21:55

軽くてあたたかい素材として愛される「フリース」。
今では秋冬の定番ですが、そのルーツは1970年代のアウトドアシーンにあります。
当時の登山ウェアはウールやダウンが主流で、重く乾きにくいのが難点でした。
そこで登場したのが、アウトドアブランド〈Patagonia〉と化学繊維メーカー〈Malden Mills〉が開発した「Synchilla(シンチラ)」。
1981年、世界初のポリエステル製フリースとして誕生し、軽さ・保温性・速乾性を兼ね備えた画期的な素材として注目されました。
のちにリサイクル素材としても活用され、環境への意識を高めたことでも知られています。
1990年代に入ると、フリースはアウトドアを超えてファッションの世界へ。
〈THE NORTH FACE〉や〈Columbia〉などのカラフルなデザインが街でも人気を集め、日本では1998年のユニクロ「フリースブーム」で一気に浸透しました。
機能性だけでなく、気軽に羽織れるライトアウターとして日常に定着していきます。
古着市場では今、90年代のフリースが再評価されています。
Patagoniaの「シンチラスナップT」やTHE NORTH FACEの「デナリジャケット」など、
レトロな配色やハーフスナップのデザインが人気。
ゆるいシルエットや独特のカラーリングは、現行品にはない味わいを感じさせます。
近年では、リサイクルペットボトルを原料にした「再生フリース」など、環境に優しい素材へと進化。
アウトドアから生まれ、ストリートで愛され、そして古着として息づくフリース。
その一枚一枚に、時代の空気と温もりが詰まっています。
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👕 今回ご紹介したようなフリースがたっぷり!
古着特有の風合いと、90’sらしいカラーリングが楽しめる
お気に入りの一枚を、ぜひ見つけてみてください🧡
