2025/09/26 19:07



🌍 バンダナのルーツ


バンダナは、もともとインドの絞り染め「バンドゥヌ(bandhnu)」から生まれた布。鮮やかな模様や色合いは17世紀にヨーロッパへ伝わり、やがて「ペイズリー柄」を代表とする装飾布として広まりました。

アメリカへ渡ると、労働者やカウボーイが「汗拭き・埃よけ」として首や頭に巻き、実用的なアイテムとして定着します。



🕰️ 古着的な視点から見るバンダナ


古着市場では、バンダナは「柄」や「年代」で大きく評価が分かれるアイテムです。


1. ヴィンテージ・バンダナの特徴

エレファントブランド(Elephant Brand)   1940〜60年代頃にアメリカで生産されていた代表格。耳付き(布端が折り返されていない「セルビッジ」)のものは特に人気です。

ペイズリー柄

19世紀から続く定番。年代によって柄の大きさや配置が異なり、コレクターは細部の違いを楽しみます。

色合い

インディゴブルーや赤は王道ですが、フェードした色合いやユーズド感も古着ならではの魅力。


2. カルチャーとの結びつき

カウボーイ/ワークウェア

実用性重視の道具としてアメリカの労働文化に根付いたアイテム。

60s〜70s ヒッピーやロックカルチャー

髪に巻いたりバッグに結んだり、自由なスタイルを象徴する存在に。

90s ストリートファッション

ヒップホップやスケートシーンで、スタイルやアイデンティティの一部として定着。



🎯 古着好きにとっての魅力


バンダナは小さな布一枚でも「どの年代に作られたのか」「どのブランドのものか」で価値が変わります。

しかも軽くて扱いやすいので、気軽に集められる古着アイテムのひとつ。

首に巻くのはもちろん、バッグに結んだりインテリアに使ったりと、コーデやライフスタイルにすぐ取り入れられるのも人気の理由です。



🛒 まとめ


バンダナは、インド発祥の伝統布からアメリカのワークウェア文化を経て、今や世界中のファッションシーンに欠かせない存在へと進化しました。

古着の視点で見れば、その「柄・色・年代」によって一枚一枚の個性を楽しめるコレクションアイテム。

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