2025/08/29 18:49

ナイロンジャケットは古着市場で常に人気を集める定番アイテム。その背景には、時代ごとの機能性やファッションとの結びつきが存在します。今回は古着的な観点から、その魅力を紐解いてみましょう。
⸻
ミリタリーが原点 (1940〜50年代)
1935年にアメリカのデュポン社によって開発されたナイロンは、戦時中にパラシュートやテントなどに使われ、その軽さと強さが証明されました。
戦後は MA-1フライトジャケット に代表されるように、ミリタリーウェアで活躍。無骨ながらも機能美に溢れたこの時代のジャケットは、古着市場でも特に評価が高いジャンルです。
⸻
スポーツやアウトドアへの広がり (1960〜70年代)
ナイロンはその軽量性と防風性を活かして、ウィンドブレーカーやアウトドアジャケットへ普及しました。
シンプルながらクラシックな配色やロゴが魅力で、古着ではレトロ感のある一枚として今も人気を集めています。
⸻
90年代ストリートの象徴 (1980〜90年代)
80〜90年代には、アディダスやナイキをはじめとしたスポーツブランドが、鮮やかなカラーや切り替えデザインのナイロンジャケットを展開。
ヒップホップやクラブカルチャーと結びつき、オーバーサイズで羽織るスタイルが大流行しました。
この年代のアイテムは、今の古着ファッションでも「一点物の存在感」として再評価されています。
⸻
古着としてのナイロンジャケットの魅力
現代の古着市場で人気なのは、
• ミリタリー由来の実用的なデザイン
• 90年代らしい大胆なカラーリングやビッグシルエット
新品では味わえない独特の雰囲気が、古着ナイロンジャケットの最大の魅力です。
⸻
当店でも、ナイロンジャケットを取り扱っております!下記のURLからご確認ください‼️