2025/08/26 18:19



テーラードジャケットは、古着市場でも常に人気の高いアイテムのひとつ。きれいめにもカジュアルにも合わせやすく、年代や国によってシルエットやディテールの違いを楽しめるのが魅力です。


1. 起源は19世紀イギリスの紳士服


テーラードジャケットのルーツは19世紀のイギリス。

当時は丈の長いコートが主流でしたが、動きやすさを求めて短い丈のジャケットが生まれました。ここから「サックコート」「ラウンジスーツ」が広まり、現在のジャケットの基本形が確立されました。


2. ヴィンテージスーツとしての価値


20世紀初頭にはスーツが定番化。イギリスのサヴィル・ロウのテーラー仕立てや、アメリカ製のスーツは今でも古着市場で高い評価を受けています。

ヴィンテージのテーラードジャケットは、仕立ての良さや生地感の重厚さが現行品にはない魅力です。


3. レディースファッションへの進出


1960年代以降、イヴ・サン=ローランが女性用のスモーキングジャケットを発表し、女性が着るジャケットの文化が広まりました。

古着で見かける80年代のパワーショルダー(肩パッド入りジャケット)は、この流れを象徴するアイテム。シルエットを活かしたモードな着こなしも楽しめます。


4. 現代古着シーンでの人気


90sジャケットやヨーロッパ古着のテーラードは、オーバーサイズを活かしたスタイルにぴったり。

Tシャツやデニムと合わせてラフに羽織れば、かっちりしすぎない「抜け感」が出せます。

また、ウールやツイード素材のものは秋冬に一枚あると重宝され、仕入れでも安定した需要があります。



まとめ


テーラードジャケットは、

クラシックな歴史背景を持ち

各年代ごとのシルエットや素材を楽しめる

カジュアルにもフォーマルにも活用できる   


古着ならではの奥深さがあるアイテムです。

ぜひ仕入れやコーディネートに取り入れてみてください!


オンラインショップではテーラードジャケットベールを取り扱っておりますのでぜひご覧ください。

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